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ここで一人きり。誰とも繋がってない


わたしが求めていたのは だったのだろうか。

それは恋とよく似た、恋の仮面を持った泥色の汚物だ。


殺されたくない。殺したくない。死にたくない、よ。


あんたってほんっとにばか。救いようがないばか、ね。あたしはあんたとは違う、あたしの手で守れるものを守るの。なんにも選べないあんたなんか、勝手にどっかで死んじゃえばいい。


ここは居心地がよすぎて、だからきっと駄目なんだ。もう、行かなきゃ。


「別れてあげよっかな」
微笑む横顔が、あまりに美しくて。


あたしたちは、死ぬんだ。


「……死にたくねえ」


自分で選ぶことに、したの。だから、


信じるって、他人が自分の都合通りに動くものだと思い込むこと、なの?